ほんとうの環境問題 [おススメ]
- 作者: 池田 清彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本
先日、今年のSMFトライアルのテーマ
「環境 〜エコを捉え直す〜」を載せましたが、
この本は偶然にも関連した内容となってます。
（テーマ設定をしてからこの本の存在知りました。ホントですよ［汗］）
・温暖化は本当にダメなのか？
・環境問題にもトレンドがある。
・エコバック使うより、レジ袋使った方がよっぽどエコだ。
・環境問題に対する日本の今の頑張りは、
ヨーロッパ、アメリカに搾取されるだけの構図である
…などなど、
今、巷で「良いこと」とされているエコ活動に対するアンチ目線は、
共感できる部分が多いです。
ただし、
現在通用している説が論拠としているデータに対して、
「とても懐疑的だ」とこの本は言っているにも関わらず、
その反論の元になるデータが一切載ってないのは？？？なところです。
ツッコミが鋭いだけに、そこがとても残念です。
いづれにしても、さらりと読めるボリュームですので、
報道メディアによって植え付けられた「偏ったエコ知識」を、
かき混ぜるにはちょうど良い本かもしれません。
見方、捉える方向を変えるだけで、
まったく異なる見え方のするコトは、
世の中たくさんありますよね。
特に環境問題は・・・
おもしろそうな本ですね♪
by お茶屋 (2008-08-22 09:53)
偏った見方な箇所もありますが、
一読、おススメします。
by 大福 (2008-08-22 13:58)